いつブロ

いつまで続くか分からないブログ(仮)主に趣味やプログラミングに関するメモを書いています。

実家がなくなった日

2015年3月30日(月) 住み慣れた実家の鍵をしずかに掛けました。
 
小学校入学前から就職して(正確には転職して)神戸に住むまで15,6年ぐらい住んだ実家。
それから14,5年一人暮らしをしてからも何度か帰った実家。つい最近も帰りました。
一人暮らしをし始めた当初はワンルームでテレビも無かったのでテレビ見たさと車に乗りたかったから週末はいつも帰っていました。
でも結婚してからは色々な事情で帰る事も少なくなっていました。
 
おんボロアパートで、床も沈み込んだりしてもう相当ボロボロアパートだったけど、
確かにそこに住んでいて愛着のある実家でした。
帰る場所のような感じの。
 
アパートの老朽化もあって立退きを言い渡されて半年。
新しい家を探しまわって(実際には妹に探してもらったので私は何もしていなかったのですが…)
漸く見つけたのが、なんと中古の一軒家。
それ、30年前に何とかなりませんでした?
自分の部屋めっちゃ欲しかったんですけど!
 
まぁ、色々あってアパートに住んでいたんでしょうけど。
元々は大きな一軒家だったんだけど、大人の事情でアパートに引っ越していたようです。
(いつか理由を教えて貰える約束したのに未だに教えてもらえず。プライドか何かですか。)
 
学生時代は本当に自分の部屋が欲しかったし自分のテレビが欲しかった強烈な記憶があります。
テレビも家に1台しかなく野球や相撲が好きだった父はその時間はいつもテレビを占領していたし、仕事から帰って来るとテレビは明け渡していたので、友達との話題についていけなくて嫌な思いもよくしていました。
(私が野球を好きになれないのはこれが原因なんだと思います。)
 
特に中学のときがそれが顕著でした。
日曜日は絶対に大河ドラマにチャンネルが合わせてあるので、
同じ時間帯に放送されていた「ダウンタウンのごっつええ感じ」とかほぼ見たことがありませんでした。
月曜日から話題についていけないとかサザエさん症候群よりもキツいものがありますよ!
特にこれは当時の中学生には死活問題でした!
 
父が残業の日やパチンコで勝っている日は帰りが遅く、好きなテレビが見れたりゲームが出来たりしていたので、そういう日はめちゃくちゃ嬉しかったです。
逆に家に父が居るときは何もすることがありませんでした。
ネットもまだなかったので、時間が経つのが長い長い。
体感的に1日30時間ぐらいあったかも知れません。
田舎だったし余計に。
 
でも、そういう事があっての今の自分なんですよね。
(人間の脳って上手く出来ていますね〜。)
 
最近は年に何度かふらっと帰ったりしていたし、
まだ現役で暮らせるアパートだったので、
もうそこには帰れないと思うと寂しいものがあります。
 
3月29日(日) 大安
午前中はあいにくの雨模様でしたが、この日から新しい実家での生活が始まりました。
新しく帰る家です。
今まで住んでいたアパートは狭かったのでみんなで集まるのも難しかったですが、
今度は違います。
父もみんなで集まるのが夢だったようです。
(これからは頻繁に集合が掛かるらしい(笑))
 
最後には古い実家の前で家族みんなで集合写真を撮りました。
こうやって集まるのもあと何回出来るか分かりません。
昔は早く親元を離れて暮らしたいと思っていましたが、
今は出来る限り帰ろうと思っています。
(何でこうなっちゃうんでしょうね。)
 
写真は良いですね。
いくら撮っても足りないぐらいです。
引っ越し前に住んでいた家や、子どもの写真とか、両親と子どもが遊んでいる風景とか、
いつかは見れなくなってしまうものは今のうちにいっぱい、めいっぱい撮っておく事をオススメします。

 
 

話はそれますが・・・

最近は仕事もリモートワークのような働き方が良いと思っています。
少子化対策、ITで地方創世(徳島とか有名ですよね)としてのリモートワークは理に適っているような気がしてならないです。
新しい実家も小野市ですが、西脇市にもリモートワークやっている人が居ましたね。
田舎は良いですね〜。
(今の会社でもそういう仕事が出来るように変えていきたい。)
 
私は神戸に出て来てしまいましたが、田舎でも意外と技術者はまだまだ残っているかも知れませんし、都会で働く人を実家がある田舎に呼び戻すという手もアリかも知れません。
 
両親が近くにいると何かあっても直ぐに駆けつけられるし、
子どもの世話も頼めるし、小さい子どもにはおじいちゃんおばあちゃんといっぱい遊んで欲しいし、 田舎は自然がいっぱいなので、子育てにも良いし。
*

エンジニアに必要な社交性

コミュ障な私が言うのもナンですが、
エンジニア(主にプログラムを黙々と組む人)はもっと喋る方が良いと思う。
その方が自分を知ってもらえるので、大げさに言うと向こうから仕事がやって来ます。
 

喋る事が苦手な人の特徴

  • 改善点を見付ける能力があるけど、それを人前で言う事がないから環境が改善されない事にストレスを感じている
  • 技術的な事は誰にも負けないという自負があるけど、実は単なる井の中の蛙である事に気が付いていない
  • 困っている人を見ると助けたくなるけど、手を差し伸べるの恥ずかしい
  • 自分が困っている場合、人に聞くのは一生の恥だと思っている
  • 異様に負けず嫌い

どうでしょうか。
割りと当たっているのではないでしょうか。
(ここに書くのは恥ずかしいですが私もそういう時期がありました。)
 
逆にコミュ障から見た、仕事で上手に喋る人の特徴も書いておきましょう。  

喋る事が上手な人の特徴

  • ムードメーカーであるが故に、いつも仕事が楽しそう
  • 無理難題を押し付けられそうになってもサラリとかわしつつ相手にも好印象なため、仕事量をコントロール出来ている
  • よく喋るので自分が困っている事が周りに聞こたりして他の人から助けられやすい
  • 何をやっているのか把握されやすいため、◯◯ならあの人に聞けば良いという周りからの信頼がある

挙げればキリがないですが、
前者は負の側面しかなく、後者は良い事しかありません。
上手く喋る人の方が総じて仕事が出来ているし、周りからの信頼も厚いように思います。
逆に喋る事が苦手な人は、能力はあってもそれを活かせきれていないように思えます。
 
 

先ずは第一歩

喋る事が苦手な人にいきなり喋れと言っても無理なので、
まずは、得意な(好きな)技術的な話をブログなどでアウトプットするのが良いと思います。
楽しくやれる事から始めてみるのが負担も少ないし長続き出来るし。
それが話題になって、そこから話の幅も広がって向こうから話し掛けてくれるかも知れません。  
私の場合は、社内SNSに色々投稿していたり(大半がスルーされていますがw)、
プロフィールに顔写真を載せているのでこちらが知らなくても向こうは知っていたり、
勝手に有名人になっていたりして、話題を振らなくても(喋った事がない人からも)話しかけてもらえたりしています。
 
そういう意味でも、地道なアウトプットが自然と自分の思い描いていた方向に向かわせてくれるのでやっていて楽しいです。  
 
今週のお題が「卒業」ということもあり、喋る事が苦手なエンジニアが卒業すべき事について書いてみました。

何のために社内勉強会をやるのか

f:id:koichi0814:20150228002828j:plain https://www.flickr.com/photos/vancouverfilmschool/5842844315/in/set-72157619795109053

2ヶ月続けての社内勉強会主催

1月に続いて2月も2日続けて社内勉強会をやらせて貰いました。
 
お題は

  • Webの基礎知識の話
  • JavaEEの話
  • エンジニアから提案するという話

の3本立てでした。

今回は多過ぎました。
テーマを広げ過ぎて誰に向けての勉強会なのかサッパリ分かりませんでした。

なかなか人が集まらない社内勉強会だから、
じゃあ、テーマを増やしてみたらどうだろうと思ってやったことが裏目に出てしまいました。
 
社内勉強会をする場合、Javaに関する勉強会だとウケが良いから
元々その路線で行くつもりで考えていましたが、
Javaの初心者にWebシステムを作る上で使うJavaの話をしようにも、
Webの知識を持っていない人が多そうだったので、
社内SNSでアンケートを取ってみたら、
やっぱりWebの基礎知識についてやった方が良いという結果になりました。
 
なので、Webの基礎知識とJavaを使ったWebシステムの話ということで、
JavaEEの話をしようと思いました。
 
もう一つ、何故エンジニアから提案するという話を3つ目に入れたかというと、
エンジニアでも設計だけとかプログラミングだけじゃあダメだろうと、
何年か前からそっち方面の勉強もしていたので、
その辺りの知識も必要としている人が居ると思って、
それで3つ目にこのテーマを入れました。
 
結果は最初に書いた通りサッパリでした。
テーマを広げた所為でWebの知識は知りたかったけど、
提案とかそっち方面の話は別に要らないとか、その逆もあったり、
Javaの話は全然わからなったけど、提案の話はためになったとか・・・
人に依っては聞きたくもない話を聞かされたという感想を持った人も居ました。
 
決定的だったのはググったら分かる内容は要らない!という一言でした。
 
おっしゃる通りで。。。
 
JavaEEの話は環境構築の話だったので、
「へー」と思った人も居ましたが、概ねイマイチな反応でした。
そもそもこのブログで書いていた内容だったので、
私自身も「あ、要らないか」ってあっさり思ってしまいました。
 
 
そういう訳で、
2日目はJavaEEの話はもうブログ見て下さいって言って終わりにしました。
Webの基礎知識の話も極力ググったら簡単に出てくるような話ではなくて、
実体験を元に興味のそそられるような内容に変えてみました。
 
1日目のダメ出しのときに色々言われた事を全部取り込んだお陰で掴みも良く、
最初から楽しんでもらえる勉強会になりました。
 

誰のための勉強会なのか

こちらが話をして相手が聞いているような勉強会は、
発表者の発表の練習にもなったり勉強会の資料作成にあたって、
調べる事も多いので発表者自身の勉強になりますが、
そもそも誰のための勉強会なのかというのが抜け落ちていたように思いました。
テーマだけ周知するのではなく、そのテーマの詳細部分ももっと伝えて
勉強会に参加する事で何が得られるのかを明確にすべきでした。
 

何のために社内勉強会をやるのか

ひとえに勉強することに興味を持ってもらう事です。
 
学生時代は勉強していた人も社会人になると勉強する機会が減ってしまい、
目の前の仕事を片付ける事だけに時間を費やすのは勿体無いと思います。
仕事もある程度出来るようになると、時間的な余裕が出来る筈なので、
その時間を使って新しい技術を学んだり、学んだ事を共有する事でまた新しい気付きのようなものも生まれると思います。
その繰り返しでチームや組織って成長するものじゃないかなと思います。(知らんけど。)
 
SI業界は多重下請け構造になっているので、
大体どこかの会社に常駐していたり、一部は一括請負で自社でやっている所もあります。
そんな中で新しい技術や新しい取り組みに手を出そうとするとコストになるので嫌われます。
仕事はそつなくこなしていても、そのままじゃ自分の持っている技術はどんどん陳腐化します。
そうならないように先ずは自分から学んで仕事で使える状態にしておくと、
新しい波が来ても取り残される事は少ないんじゃないかなと思います。

社内勉強会をやってみた【追記あり】

f:id:koichi0814:20150129004906j:plainhttps://www.flickr.com/photos/kennedylibrary/4312501994/

去年の9月からずっとやりたいやりたい言っていた事が叶って、
社内で勉強会を開催しました。
 
うちの会社はIT業界でもまぁ良く見かけるいわゆるSI会社でありまして、
月に1回やっている部会というやつで、同じ課のメンバーや部内のメンバーと顔を合わせます。
そういう訳で同じ会社の社員なのに名前を知らないという事が信じられない時期もありました。
この会社に入って4,5年ぐらいは本当に自分がどこの会社に所属しているのか分からないぐらいでした。
この手の会社でよく問題になる帰属意識ですね。
 
ですから社内勉強会を開くと言っても、そもそも集まらない問題があるので、
月1の部会を利用することにしました。
会社のイベントを利用するのでその為の許可を得たり、他の予定との兼ね合いもあり延び延びになっていました。
 
月1でも帰って来ない・来れない人も居るわけで、
勉強会に参加してくれたのは2日間で20人ぐらいでした。(数えていなかったので大体です)
部の人数が多く部会が2日間に分かれて行われるので、勉強会も2日間開催しました。
 
そのときのスライドは、まぁ、公開出来るほど凄いものでもないのでここでは割愛します。
 
どんな内容だったかザックリいうと以下の2本立てでした。

  • IT勉強会のこと(15分)
    IT勉強会に参加する前のイメージと参加してからの心境の変化をお話しました。
    去年のまとめ(http://k-koba.hatenablog.com/entry/2014/12/27/021349)と大体同じです。
  • Java8のこと(45分)
    今年で誕生20周年を迎えるJavaの歴史と、Java8で追加された新機能の内、
    ラムダ式とStream APIについてJava7以前と比較してどう変わったかをお話しました。

IT勉強会については、今まで参加した事がない人が多かったので、
その人達に勉強会の楽しさや参加して得られるものが少しは伝わったかなと思います。
Javaの方は、そもそもJavaを知らない人が多かったので少々敷居が高かったかも知れません。
 
 

勉強会をやってみて苦労したこと

  • 自分がやりたいという思いとは裏腹に社内の調整が進まず延期になったこと
  • 周知の方法(社内SNSがあるが浸透していない・・・)
  • 話す内容のレベル感を聴いてくれる人に合わせるつもりだけど、レベル感がそもそも分からない

勉強会をやってみて良かったこと

  • 人前で話をする良い機会になった
  • 社内で一度も喋った事がない人と話せた
  • 周りを巻き込んで勉強会を継続出来そうな流れが作れた
  • 社内SNSの利用促進に貢献出来たかも
    (自分を含め数人しか利用していないという・・・)
  • IT勉強会に興味を持ってもらえた
  • Javaに興味を持ってもらえた、かも。。。

 
社内勉強会をやるという風潮が全くなかった弊社ですが、
やってみると意外と興味を持ってくれた方も多かったので、
これを機に徐々に勉強会の活動が広まっていけば良いなと思いました。
 
 

追記

勉強会でも紹介したIT勉強会ですが、
定期的な更新を止めると作者が宣言されました。
エンジニアであれば一度は通る道と思っていましたが、なくなってしまうのは寂しいものがありますね。

西脇.rb&神戸.rbのハッカソンで機能改善に取り組んだ at @nilquebe #nshgrb‬

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今年最初のエントリーです。
西脇.rb&神戸.rbの勉強会に参加して来ました。
 
Kobe Rubyist Connect ハッカソン ~Railsアプリをみんなで進化させよう!~ - 西脇.rb & 神戸.rb | Doorkeeper
 
ハッカソンというタイトルですが、技術とアイデアを競い合うハッカソンではなく、みんなで機能改善をしようというものでした。
 
今回の勉強会では「Kobe Rubyist Connect」というRailsアプリケーションをみんなで開発しました。

Kobe Rubyist Connect は西脇.rb&神戸.rbの有志で開発しているwebサービスです。
このwebサービスは、勉強会参加者のプロフィールを事前に登録してもらい、勉強会当日にそのプロフィールページを見ながらお互いに自己紹介する、という利用シーンを想定して作ったものです。
(まるで私が作ったかのように聞こえますが、Doorkeeperからの引用です。)
 
@yuji_shimodaさんが去年の勉強会で作り始めたもので、とりあえずユーザーのプロフィールの登録と一覧表示まで出来ていた状態でした。
そこからあんな機能やこんな機能がいるよねーという話をして、「じゃあ僕はこのIssueやります」とか「私はデザイン系で」とか宣言して開発を始めました。
 
 
 
 
そうして出来上がったのがこれです。

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とてもシンプルで良い感じですね!  
 
 
 
 
 
 
シンプル過ぎてアレな感じですね。。。  
 
 
 
 
 
 
 
説明無しでいきなりログインとかつらい。。  
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・
新年早々ウソを付いてしまいました。
本当はこれが出来上がりました。
(さっきのはハッカソン前のトップ画面でした。)
 
 

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めっちゃカッコいい!!!
コレですよコレ!
こういうのやりたかったんです!
普段は業務システムしかやってないので、こういう一般ユーザー向けの見た目の良いシステム作りたかったんですよねー!
業務システムばっかりの人なら絶対分かってくれると思う!
 
 
トップ画面を下にスクロールするとどんな人が使っているのかも分かります。
 

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あとは、ログインしなくても中はどんな感じなのかな〜というのが分かる機能が早く欲しい。
(Issueが上がってて既に作業中!)
(私ではない)  
と、思ったらもうプルリク来てて本番環境に上がるの間もなくか。
 
凄い!
各々がやりたい事を宣言してやって行くから、仕事でタスクを振られてやって行くという作業よりもかなりの早さで仕上がって来る。
スケジュールがあって、タスクが振られててっていうMS Project的なやり方よりはこういう風に自分で宣言してやって行く方が楽しいし、やりがいがありますね。
 
 
で、私が追加した機能は「プロフィールに生年月日の登録欄を追加して、表示する際に年齢を自動計算して表示する」というものです。
(必須入力ではないですよ)
デザインで「おおっ!」と言わせるようなものではなく地味〜な機能です。
 
この機能が欲しかったのは、
勉強会に参加するときにアイコンや自己紹介では一体何歳ぐらいの人なのか検討もつかないので、年齢による自分の立ち位置的なものが分かれば話しやすいなーと思ったのがきっかけです。
 
カバー写真の体制でやってみたんですが、両サイドがレベル高すぎで手取り足取りな感じでした。

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今回の勉強会で実際に手を動かしたのは、ほぼ午前中だけでしたが、
とても満足出来ました。
他にも簡単そうなIssueがありましたが、時間切れで中途半端になりたくなかったし、
チームとしてやりたかったので、午後からは超高速タイピングが見れてそれはそれでとても楽しかったです。

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今回の勉強会でtryメソッドを使いました。
Ruby使う人には当たり前のメソッドですが、これってJava8のOptionalクラスだなって思いました。
あと、みんながmapメソッドが好きって言ってましたが、
これもJava8の新機能であるStream APIのmapと同じやなーって感じでした。
Rubyに初めて触れたときにめちゃくちゃ面白い言語だと思いましたが、
最近Java8を使ってて相当Rubyを意識してるなーと思いました。
(Java8の登場でScalaは梯子を外された感じでしょうか。)
 
今後の勉強会ではtryやmap以外にJava8に似ているメソッドが無いか探すのが当分の楽しみです。
 
 

勉強会の会場となったNilquebeについて自分メモ

Nilquebe | 神戸・阪神間のコワーキングスペース的ワークスペース
 
普段から阪神沿線とは無縁の生活を送っている私としては、
行ってみるまでちょっと行きにくいなぁと思っていました。
神戸三宮(阪神)から行くと考えると意外と直ぐに行けるし、
駅からも徒歩1分で同じ建物の1Fにローソンがあるので飲み物にも困らないのが良かったです。
それに何よりも机と椅子が良かった。
猫背&なで肩の私でも長時間座ってて苦にならなかったのが良かったです。
 
今までレポートを書いたりするときに集中出来る場所として図書館を利用していましたが、
飲み物はペットボトルのお茶しかダメという決まりがあったり、PCを使える部屋とトイレが少し離れているので防犯面にも心配がありました。
その点ニルキューブは、

  • ロッカーがある
  • 飲み物にも制約がない&コンビニが直ぐそこ
  • トイレも近い
  • Wi-Fiに安心感
  • 駅チカ(徒歩1分)
  • 机と椅子が自分にピッタリ

という点が私が利用している図書館に比べて良かった。
図書館は無料だけど、有料でもこれだけのメリットがあるのでまた利用したいと思いました。
 
完全なる自分メモ

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勉強会のときは普通で行ったので途中11駅もあるという阪神電車の駅の多さにビックリ。
次は絶対急行に乗る。

2014年振り返り

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今年は公私共に成長の年でした。
特に個人的な活動としてIT勉強会に参加した事が一番大きかったです。
今までIT勉強会って ”どっかのマニアックなオタク系の集まり” としか認識していなくて、
そんなおっかない所に行ったら最後、自分もオタクの仲間入りかと思っていました。
 
普段仕事をしていても分からない所は自分で調べて解決出来ていました。
ただ、仕事で使わない技術は疎くなる一方でそういう技術を持っている人にも憧れていました。
特にフロントの技術には興味はあるけど、自分でやってみるにも限界が・・・
 
プログラマーとしての技術力の陳腐化にかなりの危機感を持っていたので、
どうにかしてそれを克服したい!
 
IT関連の情報サイトを見ても単なるプログラム言語だけでなく、
クラウドとかCIとかgitとか…仕事で使う機会がなかった所に対する
業界の流れが盛んに取り挙げられていて、
このままやとアカン…
 
それで、かねてより気にはなっていたけど、
行く必要性も感じられなかったIT勉強会というヤツに行ってみる事にしました。

IT勉強会で検索すると最初に引っかかったのがIT勉強会カレンダーでした。
地域版もあったので関西圏の勉強会を探してみましたが、
どうも胡散臭い感が拭えませんでした。
 
どういうキーワードで検索したか覚えていませんが、
近場で同じような事を考えてる人居ないかなぁとぼやぁっと調べていたらありました!
Rubyの勉強会
西脇.rb & 東灘.rb ペアプログラミング In Action - 西脇.rb & 神戸.rb | Doorkeeper
(2014年7月、東灘.rb => 神戸.rb に名称変更)
 
Rubyかぁ。。。
使ったことないし、多分仕事でも今後も当分使わない。。。
 
でもそれ以上に気になったことが、
西脇.rbの西脇と、この勉強会の会場となった小野市うるおい交流館エクラ
そんな田舎でなぜ!?
出身地なので余計に気になってしまいました。
 
西脇と東灘という局所的な地域名でしたが、
普段は神戸中心で勉強会をやっているという事だったので、
暫く注視していました。
 
そんなとき、Twitterで西脇.rb & 東灘.rbの勉強会のつぶやきが流れて来ました。
コミュ障なので行きたいのを隠しながらつぶやいてみると・・・
 


 
主催者の一人からリプライがありました。
 


 
おお!これは!
これで行く理由が出来ました!
コミュ障ですから理由が必要です。
 
 
主催者も含め全員知らん人ですから、
行くまでは緊張しました。
もちろん下調べはしましたよ。

でも、お互いTwitterのアイコンが顔写真になっていたので、
集合場所に着いたときも「あのぉ、すみません〜」みたいな感じで合流するのではなく、
近づいたら向こうから声を掛けてもらえて助かりました。
 
この勉強会に参加した後で他の勉強会に参加して
改めて良かったと思った所を挙げてみたいと思います。

  • youRoomというコミュニケーションツールの存在
    ここで勉強会に参加される方が勉強会用の自己紹介を書いてくれるので、
    どんな人が集まるのかといった不安が軽減されます。
  • 勉強会がお昼過ぎから始まるので、その前に皆でご飯を食べてから勉強会の会場に向かう
    (この勉強会は基本的に土曜日開催)
    初めてでも打ち解ける事が出来るのでその後の勉強会がスムーズでした。
  • いつも居る人同士で固まらない
    初心者の人でも入りやすい雰囲気作り。
    これは結構大きいと思いました。
    何度も参加している人同士は何でも話せますけど初心者はそこに入れないので。
  • 勉強会の後の懇親会(これは大体どこの勉強会でもやっていますけど)
    ご飯で始まってご飯で終わる。丸一日楽しめる勉強会でした。
  • 勉強会後の振り返りの場がある
    githubで感想などを書くようになっていて、
    皆書くのが早いので忘れずちゃんと書くことが出来る。
  • 色んな分野の人が集まっていてとても刺激になる
    Rubyの勉強会ではあるけど、普段仕事で使っている人も居れば、
    完全に趣味でやっている人も居ますし、開発の仕事をやっていない人も居て
    非常に面白いです。
    (ご飯で始まってご飯で終わるから、そういう事を話すタイミングがある)
  • 主催者が多過ぎない(伊藤さんとAkiさんの2名体制)
    主催者が5,6人居る勉強会はやっぱりそういう人たちで固まっている感じでした。
    こちらはAkiさんがちゃんと仕切ってくれるので何事もスムーズでした。
  • また行きたいと思える勉強会
    これです。
    色んな人と喋って、新しい事を学んで、楽しめる勉強会。

 
勉強会も自分に合ったものを見付けるまで苦労があるかも知れませんが、
たまたま最初に行った勉強会がこんな感じで自分に合っていたので、
まだ勉強会に参加した事がない人には一皮剥けるためにもオススメです。
 
特に若い人にはオススメです。
30代も半ばに差し掛かって来てて、初めての勉強会でとても刺激を受け、
もっと若いときに何で参加してなかったんだろうと後悔しました。
今は色んな勉強会が盛んに開催されているし、ネットの情報も結構あるので、
昔よりは「行ってみたけどイマイチ・・・」という事が減っているのではないかと思います。
 
それにこの業界は結構狭いので、自分の周りに居る人が実は結構凄い人っていう事もあります。
後から知って、マジで!?という事が実際にありました(笑)
そういう意味では、周りの人が仕事以外にどういう活動をしているかという事にアンテナを張っていても損はないと思います。
 
今年はブログも始めたので、来年はアウトプットの方にも力を入れつつ勉強会への参加も継続して行きたいと思います。
1月には社内勉強会を開催するということにもチャレンジします。
何ヶ月も前から調整に調整を繰り返して漸く開催までこぎ着けました。
会社で勉強会をやるのって、勉強会そのものよりも、スケジュール調整の方が大変という事を思い知らされました。

RubyMineのJetBrainsにライセンスについて聞いてみた

これは RubyMine Advent Calendar 2014 の18日目のブログエントリーです。
昨日は @spring_aki さんの Git - RubyMineで簡単に行ごとのコミットログを見る方法 (Annotate,Blame) - Qiita でした。
明日は @genta さんです。
 
 
前回のエントリー(Goodbye Struts, Hello Java EE #javaee)が堅すぎたので、
今度は気をつけたいと思います。
 
さて、この Advent Calendar は RubyMine です。
初めにお断りを入れておくと、私自身 RubyMine を1回ぐらいしか起動した事がありません!
普段 Ruby の開発では MacVim を使っているので、完全に初心者です。
にも関わらず、Advent Calendar に挑戦したのには訳があります。
 
それは RubyMine の OSライセンスを持っているからです。 1回ぐらいしか起動したこと無いクセに!
このカレンダー見ていると結構使い勝手が良さそうなので、
そのうちVim?だせぇとか言ってるかも知れません。
そのときはすみません。
 
 

1. ライセンスの種類には一体どんなのがあるの?

RubyMine には大きく分けて有料のライセンスと無料のライセンスがあります。
有料のライセンスは一度購入すればずっと使用出来ます。
1年間のアップグレードサブスクリプションが付いてきますので
その1年間は何度でも無料でアップグレードが出来ます。
継続してアップグレードしたい場合はサブスクリプションの延長を申し込む必要があります。
サブスクリプションの追加購入は有料です。
無料のライセンスは1年間有効で毎年更新が必要です。
 
ライセンス比較表(RubyMine :: License Comparison Matrix)を翻訳するとこんな感じ。
ここから先、翻訳している箇所が度々出てくるので、間違いがあればそっと教えて下さい。

f:id:koichi0814:20141214072805p:plain

個人的にOSSを作っているので、
一番右のオープンソースライセンスに食いついた訳です。
なんて言ったって無料ですからね!
 

2. OSライセンスを申請してみる

https://www.jetbrains.com/ruby/buy/f:id:koichi0814:20141214074157p:plain

ライセンス比較表には載っていませんでしたが、
スタートアップなら半額というオプションもあるんですね。
「For Open Source projects」のリンクをクリックして次に進みましょう。
 

f:id:koichi0814:20141214080523p:plain

申請の最初の画面にはOSライセンスの条件について書かれています。
リンクをクリックする前に条件も一応確認しておきましょう。 英語のニュアンスが難しい。。。

※赤字は私からのコメントです。
1. You are the project lead or a regular committer.
あなたはプロジェクトリーダーかコミッターである。
じゃなきゃ申請しないでしょ。
 
2. Your OS project meets the Open Source definition
(http://opensource.org/docs/osd).
お使いのOSプロジェクトは、オープンソースの定義を満たしている。
肝心な部分をリンクで飛ばすなんて。。
 
3. You do not perform any paid support, consulting or training services for your OS project,
and you do not distribute paid versions of your OS software. If you provide paid services
for or distribute paid versions of your OS software, we might have other options
available for your project. Please contact us at opensource@jetbrains.com for details.
任意のOSプロジェクトのサポートに使用したり、コンサルティング
トレーニングサービスを行って料金を取ったり、OSSの有料版を配布しないで下さい。
もし有料版を配布する場合は使用できるオプションがあるかも知れませんので、
opensource@jetbrains.com まで連絡して下さい。

OSSを有料に…って、別プロジェクトになりそうだけど、そういうのもダメなのかな。
 
4. Your OS project is being actively developed for a minimum of 3 months.
3ヶ月以上に渡って、積極的に開発されている。
ちょうど申請する1ヶ月ぐらい前にgithubに上げてた!
 
5. Your OS project's community is active. This means that you have recent activity in your
newsgroups or forums.
OSプロジェクトのコミュニティはアクティブです。
これはあなたのニュースグループやフォーラムで活動していることを意味します。

アクティブもアクティブ。githubに上げたとこ。
 
6. Your OS project has a web site. The web site has a News section that is being kept up to
date, or links to a social network account used to announce updates of the project.
OSプロジェクトのWebサイトを持っていること。
Webサイトには最新情報が掲載されていたり、
最新情報を提供するSNSアカウントのリンクがあること。

Vectorでもよろしいか?
 
7. You release updated builds on a regular basis.
最新版が実行出来る状態になっていること。
ちょっと分かりにくい。。
 
 
OSライセンスの申請ページでは色々入力します。
実際に入力した内容は確かこんな感じでした。ちょっと小さくて見難いかも知れませんが。

f:id:koichi0814:20141214220315p:plain

 

3. ライセンスを貰いました

申請後直ぐにメールが来ました。

Hi Koichi,
 
Thank you for taking the time to submit your membership form. The RubyMine review board will evaluate your request over the next few days. We will make every effort to take care of this promptly and will notify you as soon as the review board has come to a decision.
 
If you wish to reply to this message, use the "Reply" button on your e-mail program. Please do not make any changes to the subject line, as this may lead to a long delay in responding to you.
 
Best regards,
JetBrains Team
http://www.jetbrains.com
"Develop with pleasure!"

超簡単に訳すと、
 
あなたが申請した内容を確認するのでまた連絡します。
 
ということのようでした。
 
このメールからが長かった。
待つこと3週間!
申請していたことすら忘れるぐらいの長さ。
国が違うから言葉の壁とかあったのかな?
配布サイトはVectorだし。
 
 
次のメールはこんな感じでした。

Hi Koichi,
 
I’m writing to you regarding your RubyMine Open Source license request. Please excuse our delay with replying you – due to vacations time (part of the staff is away). We have approved your request and issued a free OS license of RubyMine to your project. It will arrive in a separate message shortly. Please feel free to share this key with the project core team members (via secured channels only: please do not use a public forum or mailing list to share license keys).
 
The license will be valid for one year and is subject to all upgrades (including major ones) during this time. You may apply for renewal shortly prior to the expiration date by writing directly to opensource@jetbrains.com We hope that the license will become useful as the project grows.
 
Should you have any additional questions I’m happy to help.
 
Kind regards,
Elena Ganenkova
Community Support Coordinator
JetBrains,
http://www.jetbrains.com
"Develop with pleasure!"

超簡単に訳すと、
 
返事が遅れたことを許して下さい。
実は、休暇でスタッフが居ませんでした
 
私たちはあなたの要求を承認し、OSライセンスを発行しました。
この後メールが届くので、プロジェクトのメンバーと共有して下さい。
掲示板やメーリングリストには流さないで下さいね。
 
ライセンスは1年間有効で、この期間は全てのアップグレードが可能です。
ライセンスの延長は opensource@jetbrains.com 直接申し込んでもいいですよ。
 
他に何か質問があればどうぞおっしゃって下さい。
 
 
 
ヨーロッパ特有のバカンスかよ!
とも思いましたが、何はともあれライセンスキーが届いたので、
早速RubyMineに登録しました。
 
つたない英語でよく通ったなと思いましたが、
OSSを作っているとこういう所でラッキーな事もあるんですね。
 
 

4. そのライセンス大丈夫??

ライセンスを登録したものの、使い方もイマイチ分からないので、
そのまま起動することなく放置していましたが、このカレンダーを書くにあたって、
ふと思ったんですよね。
 
 
 
 
 
RubyMineのOSライセンスなのにRubyじゃないプロジェクトで
申請してもよいものかと。
 
申請は通ったんですがね。
 
 
 
 
 
私のgithubhttps://github.com/Koichi-Kobayashi)のリポジトリ一覧をご覧下さい。
 

f:id:koichi0814:20141214234017p:plain

 
C#です。
 
申請時のプロジェクトタイプにデスクトップアプリケーションが選べるから
Rubyじゃなくてもいいかなって思ったんです。
 
 
若干心配なので RubyMine の開発元である JetBrains に聞いてみました。
私はこのまま使わずじまいでライセンスの期限が来そうな気がしているんですが、
この記事を読んで、OSSを開発していれば何でもいいんだーって思われても・・・
という気がするので。
 
 
送ったメールはこれです。

To whom it may concern,
 
I am a person who previously got the OS license.
My OS project uses C#.
C# can't be used in RubyMine,
so even if it's used by the Ruby project made newly, is it no problem?
 
And can an OS license be used for a general commercial project?
 
Best regards,

私は以前OSライセンスを頂いた者です。
私のOSプロジェクトではC#を使っています。
RubyMineではC#は使えないので、
別のRubyプロジェクトで使用しても問題ないでしょうか?
 
それと、OSライセンスを商用プロジェクトに使用してもいいですか?
 
 
言いたかった内容をGoogle翻訳に通したものを再度日本語に翻訳しているので
大分変な日本語になっているような気もしますが・・・
 
 
今回の返信は早かったです。
時差も考えて深夜に送ったら翌朝には返信がありました。
 
 

Hello Koichi,
 
Thank you for contacting us.
 
The rules of our Open Source License Program are listed at the page:
https://www.jetbrains.com/ruby/buy/choose_edition.jsp?license=OPEN_SOURCE.
 
So, the OS license is granted to a particular project and cannot be used for
commercial purposes.
 
Your project's RubyMine OS license is valid till June 16, 2015. We cannot
cancel it or check how it is used. We trust our applicants and hope the
licenses are used for the Open Source development.
 
Should you have any further questions - I'm happy to help.
 
Have a great day)
Kind regards,
 
Nadya Kudryavtseva
Community Support Coordinator
JetBrains,
http://www.jetbrains.com
"Develop with pleasure!"

超簡単に訳すと、
 
ご連絡ありがとうございます。
Open Source ライセンスについては、こちらに記載しています。
https://www.jetbrains.com/ruby/buy/choose_edition.jsp?license=OPEN_SOURCE
このリンク、さっき見ました。。。

OSライセンスは特定のプロジェクトに対して与えられるもの
商用には使えません
 
あなたのプロジェクトの RubyMine OS ライセンスは2015年6月16日まで有効です。
私達はOSライセンスを無効に出来ませんし、どのように使われるかをチェックできません。
オープンソース開発のためにOSライセンスが使用されることを信じています
 
 

5. まとめ

RubyMineのライセンスについては、ライセンス比較表をよく読みましょう。
OSライセンスといっても、使える場面や用途が決まっています。
私の場合は AipoReminder というプロジェクトで申請しているので、
そのプロジェクト内で Ruby を使う分には使用出来そうですが、
現状は C# なので、実際には使えそうにもありません。
また、他のプロジェクトや商用にも使えません。。。
他のプロジェクトで AipoReminderApi というものを Ruby で作りましたが、
申請したプロジェクトとは違うのでダメな気がします。
 
このブログを読まれた方で、これからOSライセンスを取得しようとされるのでしたら、
gemの開発などに使うのがベストな気がします。
 
無料は色々面倒な事もあるので、
そういうしがらみの無い有料版を最初から選ぶ方が返って一番良いのかも知れません。