2014年振り返り
今年は公私共に成長の年でした。
特に個人的な活動としてIT勉強会に参加した事が一番大きかったです。
今までIT勉強会って ”どっかのマニアックなオタク系の集まり” としか認識していなくて、
そんなおっかない所に行ったら最後、自分もオタクの仲間入りかと思っていました。
普段仕事をしていても分からない所は自分で調べて解決出来ていました。
ただ、仕事で使わない技術は疎くなる一方でそういう技術を持っている人にも憧れていました。
特にフロントの技術には興味はあるけど、自分でやってみるにも限界が・・・
プログラマーとしての技術力の陳腐化にかなりの危機感を持っていたので、
どうにかしてそれを克服したい!
IT関連の情報サイトを見ても単なるプログラム言語だけでなく、
クラウドとかCIとかgitとか…仕事で使う機会がなかった所に対する
業界の流れが盛んに取り挙げられていて、
このままやとアカン…
それで、かねてより気にはなっていたけど、
行く必要性も感じられなかったIT勉強会というヤツに行ってみる事にしました。
IT勉強会で検索すると最初に引っかかったのがIT勉強会カレンダーでした。
地域版もあったので関西圏の勉強会を探してみましたが、
どうも胡散臭い感が拭えませんでした。
どういうキーワードで検索したか覚えていませんが、
近場で同じような事を考えてる人居ないかなぁとぼやぁっと調べていたらありました!
Rubyの勉強会
西脇.rb & 東灘.rb ペアプログラミング In Action - 西脇.rb & 神戸.rb | Doorkeeper
(2014年7月、東灘.rb => 神戸.rb に名称変更)
Rubyかぁ。。。
使ったことないし、多分仕事でも今後も当分使わない。。。
でもそれ以上に気になったことが、
西脇.rbの西脇と、この勉強会の会場となった小野市うるおい交流館エクラ
そんな田舎でなぜ!?
出身地なので余計に気になってしまいました。
西脇と東灘という局所的な地域名でしたが、
普段は神戸中心で勉強会をやっているという事だったので、
暫く注視していました。
そんなとき、Twitterで西脇.rb & 東灘.rbの勉強会のつぶやきが流れて来ました。
コミュ障なので行きたいのを隠しながらつぶやいてみると・・・
rubyのrの字も知らないど素人だし… RT @nshgrb: 5/31(土)の勉強会は少し多めに12名まで参加できます。あと1枠空いていますがいかがでしょうか?/西脇.rb & 東灘.rb Ruby リファクタリング Dojo... http://t.co/SCcTLXT2tb
— koichi (@koichi0814) 2014, 5月 21
主催者の一人からリプライがありました。
@koichi0814 プログラミング経験すらゼロだとしんどいかもしれませんが、他の言語の経験があれば大丈夫だと思いますよ-。他にも「自称初心者」の方はいるので申し込んでみてはいかがでしょうか?^^
— Junichi Ito (伊藤淳一) (@jnchito) 2014, 5月 21
おお!これは!
これで行く理由が出来ました!
コミュ障ですから理由が必要です。
主催者も含め全員知らん人ですから、
行くまでは緊張しました。
もちろん下調べはしましたよ。
でも、お互いTwitterのアイコンが顔写真になっていたので、
集合場所に着いたときも「あのぉ、すみません〜」みたいな感じで合流するのではなく、
近づいたら向こうから声を掛けてもらえて助かりました。
この勉強会に参加した後で他の勉強会に参加して
改めて良かったと思った所を挙げてみたいと思います。
- youRoomというコミュニケーションツールの存在
ここで勉強会に参加される方が勉強会用の自己紹介を書いてくれるので、
どんな人が集まるのかといった不安が軽減されます。 - 勉強会がお昼過ぎから始まるので、その前に皆でご飯を食べてから勉強会の会場に向かう
(この勉強会は基本的に土曜日開催)
初めてでも打ち解ける事が出来るのでその後の勉強会がスムーズでした。 - いつも居る人同士で固まらない
初心者の人でも入りやすい雰囲気作り。
これは結構大きいと思いました。
何度も参加している人同士は何でも話せますけど初心者はそこに入れないので。 - 勉強会の後の懇親会(これは大体どこの勉強会でもやっていますけど)
ご飯で始まってご飯で終わる。丸一日楽しめる勉強会でした。 - 勉強会後の振り返りの場がある
githubで感想などを書くようになっていて、
皆書くのが早いので忘れずちゃんと書くことが出来る。 - 色んな分野の人が集まっていてとても刺激になる
Rubyの勉強会ではあるけど、普段仕事で使っている人も居れば、
完全に趣味でやっている人も居ますし、開発の仕事をやっていない人も居て
非常に面白いです。
(ご飯で始まってご飯で終わるから、そういう事を話すタイミングがある) - 主催者が多過ぎない(伊藤さんとAkiさんの2名体制)
主催者が5,6人居る勉強会はやっぱりそういう人たちで固まっている感じでした。
こちらはAkiさんがちゃんと仕切ってくれるので何事もスムーズでした。 - また行きたいと思える勉強会
これです。
色んな人と喋って、新しい事を学んで、楽しめる勉強会。
勉強会も自分に合ったものを見付けるまで苦労があるかも知れませんが、
たまたま最初に行った勉強会がこんな感じで自分に合っていたので、
まだ勉強会に参加した事がない人には一皮剥けるためにもオススメです。
特に若い人にはオススメです。
30代も半ばに差し掛かって来てて、初めての勉強会でとても刺激を受け、
もっと若いときに何で参加してなかったんだろうと後悔しました。
今は色んな勉強会が盛んに開催されているし、ネットの情報も結構あるので、
昔よりは「行ってみたけどイマイチ・・・」という事が減っているのではないかと思います。
それにこの業界は結構狭いので、自分の周りに居る人が実は結構凄い人っていう事もあります。
後から知って、マジで!?という事が実際にありました(笑)
そういう意味では、周りの人が仕事以外にどういう活動をしているかという事にアンテナを張っていても損はないと思います。
今年はブログも始めたので、来年はアウトプットの方にも力を入れつつ勉強会への参加も継続して行きたいと思います。
1月には社内勉強会を開催するということにもチャレンジします。
何ヶ月も前から調整に調整を繰り返して漸く開催までこぎ着けました。
会社で勉強会をやるのって、勉強会そのものよりも、スケジュール調整の方が大変という事を思い知らされました。